クラシカルオステオパシーと自律神経
クラシカルオステオパシーでは身体の中にある水💦(体液)の動き(流れ)と神経(特に交感神経)、の力(働き)が生命を維持、恒常させるのに最も大切だと考えています。
この2つの大きな柱(体液、交感神経)を最適に体内で調和させていくために患者の腕💪や脚🦵(四肢)をテコの道具として使って自己の治癒力、制御力と言われる力をひきだしていきます。
佐藤昭夫先生(東京都
老人総合研究所名誉所員,人間総合科学大学副学長)がまとめられた Physiological Reviews(53:916―947,1973年)には
腹部の刺激は分節性が高い脊髄での反射(局所的)になり、手足の刺激では脳幹での反射(全身性)になると言っています。これはクラシカルオステオパシーがより中枢に対して刺激を行っており、全身的な反射を介した治療効果を出すことのできる1つの大きな理由になっていると思えます。
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